傷痕形成
ケガやヤケド痕などの瘢痕(傷痕)を形成外科的技術で目立たなくします。障害が真皮まで及んでしまうと傷痕が必ず残ります。傷痕を完全に消失させる事はできませんが、出来た傷痕を切除し、ジグザク・Z形成・W形成・wave (波型)などに縫合する事で傷痕を目立たなくすることが可能です。美容目的の場合は自費となりますが、運動制限(ケガ・ヤケド・炎症後瘢痕により、目が閉じなくなったり、四肢関節が突っばって動きが悪くなる)がある場合は保険適応となります。
手術例:直線の傷は目立ちますので、傷痕ごとを取り囲むようにzigzagにデザイン切除して丁寧に縫合します。直線の傷よりもzigzagの傷は光の乱反射で目立ちにくく、ぼやかし効果があります。特に額部・頬部の傷に極めて有効な方法です。(図1~4)
症例写真
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リスク・ダウンタイム
- ・傷跡修正は、目立つ傷⇒目立ちにくい傷に「置き換える」技術です。
傷が完全に消滅することはありません。上記写真は参考症例となります。
- ・定型的な手術では無く、方法や料金は傷跡の状態によって個々に異なりますので、お電話ではお答えしようがありません。診察した上での要相談になります。
- ・抜糸は7日後、完成は3カ月~6カ月となります。
- ・術後6カ月経過した上で、レーザー等追加施術が必要となる場合があります(追加料金がかかります)。