月: 2015年6月
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毛虫皮膚炎(茶毒蛾皮膚炎)
皮膚科では暑い時期の定番として、マラセチア毛包炎がありますが、 もう一つは毛虫皮膚炎(茶毒蛾皮膚炎)です。 毛虫や、茶毒蛾の幼虫の毛虫によるものです。 実際に毛虫を視認していないくても、抜け落ちた毒針が ツバキや山茶花の葉に付着していて、その葉を触ったり 近くを通りがかったりして衣服の隙間から毒針...
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開院2周年
本日、6月5日を持ちまして神谷町皮フ科形成外科は おかげ様で開院二周年を迎えました。 この地域には当院が開院するまでは皮膚科がなく、 また外傷・腫瘍など日帰り手術に対応できる形成外科も 無かったため当院が開院した存在意義は大きいものと 自負しております。 今後も虎の門病院や慈恵医科大学病院など...
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マラセチアの季節
6月に入りいよいよ蒸し暑い季節になります。 この時期になると増えるのがマラセチア感染症です。 マラセチア・フルフルという真菌(カビ)によるものです。 この菌は90%の成人には常在菌として生着しています。 この菌による毛包炎(ニキビ様)を「マラセチア毛包炎」、 指頭大の色素斑の症状の場合を「癜風」とい...