嫌煙モンスター
2018-05-06 03:54:20
GW後半は当院も休みです。クリニックに来て書類の整理や雑用など
日頃できないことをしているのですが、片付けが苦手な私はすぐに飽きて
ネットサーフィンをしてしまいます。気になる記事がありました。
「喫煙者は採用しません」とIT企業社長が宣言
https://www.j-cast.com/2018/05/06327576.html
まぁ、大のタバコ嫌いで嫌煙モンスターの私に言わせれば当然の事。
ネットでも賛成多数です。会社の方針が気に入らなければ入社希望しなければ
良いだけ。文句あるならばall 喫煙可の会社を自分で設立すれば?
という事ですね。当院も職員の採用条件は「公私ともに禁煙者に限る」と
名言しています。
喫煙者の言い分は、休憩時間やプライベートなら関係ない。とワンパターン
の主張ですが、一回5分の喫煙タイム×1日5回×月20日=月500分と
なります。企業は喫煙者の休憩時間に給与を出すほどボランティア精神
はありません。
喫煙者本人は気付いていないのでしょうが、スーツや髪の毛に臭いがついて
どれだけ禁煙者を不快な思いをさせているのか気付いていないのでしょう。
私は居酒屋に行き隣席でタバコを吸われると、メニューで煙をあおいで
一触即発状態になり、連れに引き留められるくらい嫌煙モンスターです。
東京オリンピックに向け飲食店が全面禁煙になる事に大賛成です。
当院の患者さんにも、タバコ臭い方が結構いらっしゃいます。
その方が帰られると、換気扇を回し、消臭スプレーをまきます。
我々オヤジ世代はただでさえ、加齢臭に気をつけなければならないのに
加齢臭+タバコ臭+夏場は汗臭とトリプル臭で女子社員に嫌われますよ!!
女性でもタバコ臭い方がいます。そのような方が「シミが気になる・・」
と相談してきても、私は「タバコ吸いますよね?まずタバコをやめましょう、
シミはそれからです。」とスルーします。
これだけ喫煙の害悪が社会問題になっているのに相変わらず自覚がない方も
いるようです。そのような人は論外ですが、禁煙したいのだけれども
意思が弱くて・・・(意志が弱くて片付られない私はそのような方には
同情します)と言う方には禁煙外来をお勧めします。
当院もお世話になっている城山ガーデン桜十字クリニックへどうぞ。
http://www.shiroyama-clinic.jp/ambulatory/subject/smoke/
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第34回臨床皮膚科医会
2018-04-30 08:39:15
耳介血腫その後
2018-04-23 10:25:52
第61回 日本形成外科学会総会②
2018-04-22 08:25:49
学会の内容を放置したままになってしまいました。
独立して開業医になると孤独です。勤務医の頃は疑問に思えば
気軽に上司先輩や同僚に相談する事ができます。
独りよがりにならないように学会に参加して勉強しなければなりません。
自分が一人悩んでいる事が、発表を聴講を聞くことにより解決したり、
「なーんだ、みんな同じじゃん。あの時の判断は正しかった。」
などと思っていたりします。
①眼瞼下垂手術でのミューラー筋の取り扱いの注意
松尾先生の講義はいつも難しすぎてついていけません(トホホ)
②鼻翼挙上と鼻尖切除術について
私の母校のヴェリテクリニックチームの発表
③耳介の再建術
などが個人的には勉強になりました。
4月は例年学会シーズンです。今週末は仙台で臨床皮膚科学会です。
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第61回 日本形成外科学会総会①
2018-04-15 05:39:08
い12(木)と13(金)は休診にして福岡まで形成外科学会に
参加して来ました。
休診になり患者様にはご迷惑をおかけしましたが、
勉強 兼 気分転換になります。時間の兼ね合いもあり、普段の診療に
関連する内容のみの聴講となります。今回のテーマは「recovery」。
一般の方にわかりやすいネタから・・・数年前からチラホラ小耳に挟むよう
になった、ヒアルロン酸注入による皮膚壊死・失明です。わかりやすく
言いかえますと、動脈にヒアルロン酸の粒子が入って目詰まりしてしまい
血流が途絶え、その動脈が関与する領域の皮膚や眼に栄養(酸素)が
行かなくなって皮膚が壊死・失明してしまうトラブルです。
対処としてはまず、血管をさけること、不幸にも発生したらヒアルロン酸溶解
総合病院で眼科医の協力をあおぎ、塞がってしまった血管の拡張をしなければ
なりません。幸い当院ではそのような事は一度も起こっていませんが、
他山の石として謙虚にならなければなりません。
逆に言えば、解剖を熟知している形成外科医でさえこのようなトラブルが
起こります。解剖を理解していない美容皮膚科医が、ヒアルロン酸注入を行っ
ている美容皮膚科でこのような事故に対処できるのでしょうか?美容皮膚科で
はレーザー治療にとどめ、注射系は避けるのが賢明です。質疑応答の時間に
某私立ST大(東京の北側隣接)の皮膚科医が暗紫色の皮膚壊死が(顔面神経
2領域なので)帯状疱疹と鑑別する必要があるのでは?とトンチンカンな質問
をして会場から失笑をかっていました。
美容外科医の観点からみると、隆鼻術はヒアルロン酸注入よりも
プロテーゼの方が形も綺麗に再現できるし、かえって安全と考えます。
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