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副乳の手術適応

2025-06-17 09:00:30

当院は副乳の手術を保険で行っているため、手術件数が多いのですが、

実際は、診察して「副乳なのか???」という患者様が多いのです。

ワキを閉めたときに単なるタルミ・皮下脂肪である事がかなり多いのです。

脂肪組織は自費診療で脂肪吸引になります。

逆に真の副乳(乳腺組織)の場合、保険診療で切除(摘出)になります。

一つの目安となる良い症例写真をお見せします。

 

①ワキを閉めた時

 

②腕を水平にあげた時(明らかな乳腺組織の塊があります、ここがポイント)

 

③手術デザインです。正中から切開します。副乳組織で皮膚が

伸ばされていて余剰が生じる事が予測されるため、皮膚切除もします。

 

④術中です。周囲の脂肪組織(黄色の粒)に包まれた乳腺組織(白っぽい塊)

を摘出します。

 

 

④術後です(1カ月)。術前との違いがわかると思います。線状の傷も目立ちません。

 

この症例のように明らかな副乳のみ保険適応(1ヶ所約3万)となります。

これを参考にしてください。まずは保険適応になるか診察にいらしてください。

手術は後日の予約になります。

4/5(土)・4/6(日)の二日間は金沢まで学会に参加して来ました。

 

 

金沢は院長尾山のルーツの場所でもあり、素晴らしい街です。

 

学会ついでに「鮨ざんまい」してきました。

今の時流は生物学的製剤注射(bio )、当院でも積極的に取り入れています。

 

公演も聴衆であふれかえっています。福井医大救急部の林先生の講義は

 

非常にためになりました。

 

冷やかしがてら、ちょこっと覗いた美容レーザーの

 

公演はレーザー業者がスポンサーなので仕方ないのですが、

 

アカデミズムな前2者の比べると、低レベル過ぎて数分で退散。

 

美容皮膚科は当院も行っているので否定するつもりはありませんが、

 

やはり医学はアカデミズムでありたいものです。

イブグリース発進

2025-04-01 12:06:11

イブグリースは2024年5月31日から投与可能となったアトピー性皮膚炎の治療薬です。

 

ステロイド外用でコントロールが難しい重度のアトピー性皮膚炎に対して

 

生物学的製剤注射、第1号のデュピクセント注射は当院でも20人以上導入し、

 

素晴らしい効果を実感しています。

 

デュピクセントは痒みの原因となるサイトカインの根本:IL-4と末端:IL-13の二個を

 

ブロックするのに対し、イブグリースは末端のIL-13のみターゲットにしており、

 

全身的な免疫低下が起こりにくいと言われております。

 

 

そして、最大の特徴はデュピクセントは2週間毎の注射を継続するのに対し

 

イブグリースは安定期に入ったら4週間毎に間隔を空けても効果が保たれると

 

いうことです。専門的に解説すると半減期(血中濃度が最高値から半分に減少する期間)

 

が、デュピクセントは半減期5日に対し、イブグリースは半減期21日です。

 

要は長持ちするわけです。

 

1本あたりの薬価は互角ですので、イブグリースは事実上半額となるわけです。

 

生物学的製剤は保険適応でも高価格なのが欠点ですので、これは朗報です。

 

 

2025年3月に、重度アトピー性皮膚炎患者さんに対し、当院では1人目となる

 

イブグリース導入を開始しました。イブグリースの評価はこれからですので

 

既に実績のあるデュピクセント注射と比較して興味深く経過を見ていきます。

 

当院では、医学的根拠に基づいた正しく、かつ最新の治療をどんどん取り入れております

 

のでご相談ください。注意:あくまでもアトピー性皮膚炎の基本のキはステロイド外用です。

 

ステロイド忌避で、いきなり生物学的注射を希望されてもお断りいたします。

 

あくまでも正しいステロイド外用をしても困難なアトピー性皮膚炎の患者さん限定です。

 

これは厚労省・保険診療のルールで決められております。

 

まずは、当院に初診にご来院をお願いいたします。

 

 

虎ノ門へ移転して一周年

2025-03-10 10:52:38

神谷町(虎ノ門4丁目)⇒虎ノ門(虎ノ門1丁目)へ移転して

 

3月6日で一周年となります。

 

いろいとドタバタがありましたが、やっと落ち着いてきた昨今です。

 

これからも虎ノ門・霞ヶ関・新橋で働く会社員の方々の

 

体表面のスペシャリスト(皮膚科・形成外科)として

 

お役に立てるよう、硬派&最新の治療、そして真摯な診療に努めてまいります。

 

院長 尾山 修一

耳垂裂の症例 (耳たぶ切れた)(ピアス耳切れ)

 

(1)本症例は3ヶ所の裂け目を 治したいとの主訴でした。

幸い近接しているので まとめて再建できそうです。

 

 

(2)複雑怪奇なジグザクデザイン となりました。

 

 

(3)切除、縫合直後です。 傷がジグザグなのがわかります。

耳垂(耳たぶ)も良い形で再建できました。

 

 

(4)抜糸、直後です。 数カ月すれば、傷もより目立たなく なります。

 

 

① 平日夜間!限定の完全予約制 (仕事終わりに手術可能です)

(メール予約不可、直接電話にてご予約を承ります)

 

② 初診料2,200円+手術代金55,000円 =57,200円(税込、薬代込)

現金一括のみとなります。カード支払い・ローン不可。

7~8日目の抜糸再診時1,100円 (税込)別途かかります。

 

③ 上記料金・初診当日手術は、 左右どちらかの一カ所のみの 料金になります。

複数個所希望の場合や特殊症例は、追加料金かかります。

初診時に見積を提示します。納得していただいた上で、後日の手術になります。

 

④ 未成年の方は保護者同伴でお願いいたします。成人の方はお一人でご来院をお願いいたします。  (待合室狭いため、付き添いの方はご遠慮願います)

 

⑤ 薬のアレルギーがある方、抗凝固薬(血をサラサラにする薬  を内服中の方は当日手術を

お断 りする場合があります。念のためお薬手帳等をご持参 願います。

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