鼻中隔延長PDS フレキシブルプレート5ヶ月
2015-12-31 02:19:08
鼻中隔延長術の補助に使う
PDSフレキシブルプレート生理食塩水実験。5ヶ月目です。
かなり脆くなって、パキッと割れて粉々です。
色もかなり脱色してきています。
メーカー(ジョンソン&ジョンソン)の説明では
半年で完全吸収との事です。
私の生理食塩水実験では、5ヶ月の時点で強度は
かなり減弱していると思われますが、まだまだ
残存しております。
生体内環境に近い状態で行うメーカーの実験と
かなり条件が異なると思われますので
今回でこの実験は終了したいと思います。
美容外科学会(形成外科系)でも、
「PDSはあくまでも足りない(弱い)軟骨の”補強”として
使うべきであってPDS単独では延長は不可能」
という見解で一致しています。
つまり、鼻中隔軟骨採取をキチンとできる医療機関で
なければ正統派の鼻中隔延長術はできないということです。
鼻中隔軟骨採取は事実上全身麻酔でなければ不可能です。
静脈麻酔や局所麻酔で実施しているクリニックは
「”なんちゃって”鼻中隔延長術」です。
勿論、神谷町皮フ科形成外科では完璧な全身麻酔下にて
正統派の鼻中隔延長術を行っています。
さて、本日で今年も終わりです。当院では昨日で年内の
手術も終了しました。
スタッフは昨日で仕事納めですが、当院のような
人クリニックでは大晦日も院長自ら
年内の最後の片づけ・掃除に精をだしています。
手術道具・機器類の整備を確認して
「一年間、無事故でお疲れ様有難う」と
声をかけながら手入れしていきます。
外科医にとって手術道具は自分の手足そのものですからね。
皆様にとってはどんな一年でしたか?
では、よいお年を・・・・
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