皮弁法1
2014-10-05 07:56:43
皮膚腫瘍を全摘出すると、その部分は欠損し穴が空きます。
欠損部が小さく皮膚の伸展がよければ、単純縫縮(寄せて縫う)。
大きい場合は植皮術が用いられます。植皮術は他の正常皮膚部分
から採皮するため、カラーマッチングが悪く、パッチワークのように
なり、顔面ではあまり望ましくありません。そこで皮弁法です。
皮弁法は欠損部に近接する皮膚を移動させて縫合する方法です。
単純縫縮より傷が短く、皮膚の緊張も少なく済みます。
症例は右頬部の皮膚腫瘍です。まずデザインです。
右の三角形の部分を皮弁と呼びます。
切開して腫瘍全摘出後、皮弁を回転させます。
縫合終了後です、北斗七星型の傷で単純縫縮より短く済みました。
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