夏の皮膚病 その1 マラセチア毛包炎
2014-06-10 08:19:26
蒸し暑くなってきた今日この頃ですが、夏に特有の皮膚病があります。
やはり汗で蒸れて細菌繁殖することも一つの要因です。
今日はマラセチア毛包炎をご紹介します。
夏場に青年男女の上胸部・上背部など脂漏部位に多く見られます。
マラセチア属という真菌(カビ、水虫の一種)が繁殖したものです。
直径2~3mmの毛孔一致性(毛包炎)に多発する皮疹です。
ニキビと誤診されやすく、しばしばニキビ用の抗生剤を処方されますが、
当然効くわけがありません。
あくまでもカビなの抗真菌剤(水虫薬)の外用・内服です。
専門医が見れば誤診する事はありません。
下記↓の症例も他院(内科)で誤診されたものです。
若い女性のデコルテ部のマラセチア毛包炎です。
抗真菌剤で1~2ヶ月で完治します。
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