第40回日本美容外科学会総会@札幌③
2017-10-03 10:43:28
当院でも主力の手術となっている。鼻形成について。
今回の学会も、鼻中隔延長術のリスクである曲がり・
倒れとの戦いについて各先生方がいかに苦労して工夫されて
いるかの発表が共感を呼びます。(心の中でウンウンそうだそうだ)
自分が日頃苦労して感じていることは皆同じ苦労を重ねているのだ。
当院美容HPの鼻の総論にも記載してありますが、
鼻のトータルバランスは鼻翼ではなく(患者様には鼻翼のみにこだわる
方が多い)、鼻尖のprojection (高さ=前方への延長)と鼻尖・鼻翼の
下向き矢印↓型の配置が大切と各先生方も論じていられます。
酒井成身先生は、(昨年だったか?)発表された陥没乳頭の
最困難例に対しての酒井の第Ⅲ法の動画解説がありました。
当院でもすでに二症例行っております。
宇津木龍先生のアンチエイジング論は次回に・・・・
港区 虎ノ門・六本木・赤坂・溜池山王の
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第40回日本美容外科学会総会@札幌②
2017-10-02 09:56:31
学会では既存の知識もありますが、毎回少しでも多くの知見を
取り入れようと目をかっと見開いて(照明を落とした会場での
スライドは睡魔との戦いです、笑)、耳をダンボにしています。
今回の学会での学んだことの一つ、眼瞼痙攣(けいれん)の手術の
ライブサージェリーです。重鎮、札幌蘇春堂形成外科、野平先生の
生中継の手術です。炭酸ガスレーザーを駆使した出血の少ない
手術はさすがというべきです。原因となるミューラー筋を
瞼板から外す方法ですが、現在浜松で開業されている
この分野の権威、信州大形成外科前教授の松尾先生が
提唱されている方法です。松尾先生の研究されている
ミューラー筋は神経生理学の高度な難しい内容で
何度聞いていも小生にはチンプンカンプンです。
野平先生でさえも松尾先生に敬意を表して、難しくて理解できない
と場内は笑いの渦に・・・
その松尾先生ですら、ミューラー筋に対する取扱いの考えが
以前と若干変化しており、日々研究されていることに
頭がさがる思いです。
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第40回日本美容外科学会総会@札幌①
2017-10-01 07:01:47
まだまだ続く手足口病
2017-09-21 09:28:00
鼻尖形成術(鼻尖縮小+耳介軟骨移植)
2017-09-18 09:23:39
本日の症例は他院でのプロテーゼ抜去+
鼻尖形成術(鼻尖縮小+耳介軟骨移植)です。
術前、プロテーゼの起点が上方すぎ、アバターとソーセージ状態で
不自然な印象を与えます。また鼻尖の丸みがきになります。
相談の上、プロテーゼ抜去と鼻尖形成をすることになりました。
術後です。
プロテーゼがない元の状態の方が鼻筋が自然です。
鼻尖形成(鼻尖縮小+耳介軟骨移植)の効果と相まって
自然に洗練された鼻筋となりました。
術前あおり
術後あおり
鼻尖が細く、高く(鼻孔が細く縦長になり)なっています。
オープン法ですが、鼻柱の傷も目立ちません。
術前側面です。
プロテーゼの起点が上方すぎるため、アバターで不自然です。
またアップノーズなのも気になります。
術後側面です。
プロテーゼを抜去し、生来の自然な鼻筋ラインとなり、
(鼻中隔延長ほどの効果はないですが・・・)
鼻尖形成と耳介軟骨移植によりアップノーズが改善
されているのがわかります。
術前斜め
眉間~鼻筋のアバターラインが気になります。
術後斜め
鼻筋が自然なラインになり、鼻尖も細く、わずかに下に向きました。
この症例の教訓はなんでもかんでもプロテーゼで
鼻筋の高さを出せばよいわけではなく、
眉間~鼻背~鼻尖のラインを総合的に判断して
手術方法の選択が必要なことがわかります。
センスが要求されますね。
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