お正月のテレビ番組
2013-01-02 03:35:06
明けましておめでとうございます。
お正月の過ごし方といえば、人様々ですね。
旅行に行く人、正月も仕事の人、自宅でテレビや寝正月の人・・・・
さて、年末年始のテレビ番組は娯楽番組が多くなります。
昨日、元旦の夜フジテレビ系列では「ほこ×たて」の特番をやっておりました。
私はこの「ほこ×たて」は、深夜番組の頃から観ていますが、
現在はゴールデンタイムに出世しました。
ほこ×たての語源は、ほこ=矛 たて=盾 「矛盾」です。
「矛盾」を辞書から引用してくると・・・・
『韓非子』の一篇「難」に基づく故事成語。
「どんな盾も突き通す矛」と「どんな矛も防ぐ盾」を売っていた楚の男が、
客から「その矛でその盾を突いたらどうなるのか」と問われ、返答できなかったという話。
フジテレビのこの番組はこれにちなんで、各分野における最強対決させる番組です。
その中でも名物シリーズ企画が↓
「絶対に穴の開かない金属 VS どんな金属にも穴を開けられるドリル」です
「どんな金属にも穴を開けられるドリル」側が第1戦~第6戦まで、
タンガロイ・アライドマテリアル・古川ロックドリル・オーエスジー・不二越の企業群
迎え撃つ、「絶対に穴の開かない金属」側が日本タングステン。
昨日元旦(第6戦)までの結果は、日本タングステンの5勝1分けとなっています。
番組の最初の頃はバラエティ番組でしたが、次第に
「工具メーカーと金属精製加工メーカーによる企業の意地と英知と名誉を賭けた戦い」
の様相を呈して来ています。
この番組で有名になった日本タングステンの技術者中川内氏が
金属を持参し、相手企業にアウェイで乗り込みまずは名刺交換
そして、ドリルと金属の文字通り火花を散らす死闘。
最後は両者(両社)の健闘をたたえ合い感動のフィナーレ。
スポーツの名勝負にひけをとらない、感動すること請け合いです。
日本タンクステン社はこの番組で入社希望者が倍増したとのこと。
「もの作りニッポン」の象徴するようなこの戦い。
まだまだ日本は捨てたものでないと思います。
子供にも見せたいテレビ番組にもなったとのこと。
某公共放送N○Kでは決して出来ない素晴らしい番組です。
次回の対決が楽しみです。皆さんにもお勧めします。