涙袋ヒアルロン酸の良い適応
2012-11-02 10:58:54
昨日、日経トレンディ主催の「2012年ヒット商品ベスト30」が発表されました↓
http://news.mynavi.jp/news/2012/11/02/079/
第28位に「もて涙袋 モイスチャー」が入賞しています。
要するにコスメメイクで涙袋を強調しようとするものです。
涙袋は別名「フェロモンタンク」ともいわれ、色っぽい目元を際立たせます。
美容外科業界では既に浸透しきっていますが、一般にもだいぶ認知されてきたようです。
涙袋形成は手術方法として
①下眼瞼切開+眼輪筋皮弁法 ②ゴアテックスや筋膜による形成
③ヒアルロン酸注入による形成 があります。
①と②の手術法は永久的ですが、完全に左右対象にしあげるのはなかなか難しいのです。
③ヒアルロン酸は吸収されますが、涙袋の場合、半年から1年持続するので
こちらのほうが簡単で一般に普及しています。
涙袋ヒアルロン酸を注入していて気づく事があります。
それは、少量のヒアルロン酸でも綺麗なシルエットの出る人(Aタイプとします)
注入すればするほど下方に広がりボテッとして綺麗なシルエットの出にくい人(Bタイプとします)
の2タイプの人がいます。具体例を示します。
Aタイプの人
Bタイプの人
AタイプとBタイプの人の違いはどこでしょうか?
この写真は右目の比較ですが、下眼瞼の目頭側2/3(黒線の範囲)に注目!
Bタイプの人はAタイプの人と異なり瞼縁(皮膚側と結膜側の境界部)が殆ど見えず、
また睫毛が内側に向いている「逆さ睫毛」です。違いがおわかりでしょうか?
たかだがヒアルロン酸も奥が深いですよね。
当院でも、先端が丸くて内出血しにくいマイクロカニューレ針(オプション料金)を
使用しており、格段に綺麗にしあがります。
色っぽい目元でフェロモンをまきちらしたい女性は「もて涙袋 モイスチャー」
も良いですが、是非ヒアルロン酸注入を・・・・