テルマエ・ロマエ
2012-06-18 02:28:52
先日、映画のテルマエ・ロマエを観てきました。
ストーリーは阿部寛ふんする古代ローマ人が、
現代日本にタイムスリップするというコメディです。
この映画は古代ローマ人役に阿部寛・北村一輝・市村正親・
宍戸開と日本屈指の「濃い顔」の俳優が
そろい踏みすることで話題でした。
阿部寛が現代日本にタイムスリップし、上戸彩をはじめとする
日本人を「平たい顔族」と揶揄するのには笑えました。
西洋人は「ホリが深い」=額・頬・顎が前方に出ていて、目は奥目
東洋人は「のっぺり顔」=顔の凹凸が少なく、目は出目
これは西洋人は狩猟民族なので、外敵から目を守るために
骨格が突出し進化をとげた名残といわれています。
それに対し、東洋人は農耕民族で平和なので、外敵はいません。
従って、特に目を保護する必要がなかったので、骨格が突出せず、
「平たい顔族」になったと考えられています。
ビジネスの世界でも、ハゲタカ外資の「熊の尻を食いちぎる」貪欲さは
狩猟民族の名残ですし、日本人は農耕民族なのでビジネスの
世界でも西洋人に「カモ」にされてしまいがちです。
美容外科の世界でも「平たい顔」はあまり好ましいものではありません。
パッチリ大きな目・スジの通った高い鼻は農耕東洋人の永遠の憧れです。