第33回日本臨床皮膚科医会総会(@神戸)②
2017-04-27 07:20:54
当院の近所の消化器内科の先生から皮膚疾患の患者をよくご紹介いただくのですが、
頻度が多いのが「薬疹でしょうか?」のご依頼です。
胃癌の原因の一つとしてヘリコバクターピロリ菌の関与は
現在では当たり前とされ一般人でもご存知かと思います。
ピロリ菌除去薬を一週間内服する治療ですが、
古くはランサップ・昨今はボノサップ等が使われています。
ランサップもボノサップも抗菌薬二種類+胃薬一種類の3薬剤の組み合わせです。
ちなみにボノサップは・・・・
①タケキャブ(胃薬)
②アモリン(ペニシリン系抗生物質)
③クラリス(マクロライド系抗生物質) の三剤組み合わせです。
で、問題となるのは②アモリンです。これが薬疹?疑いの皮疹をしばしば
発症するのです。それで薬疹の専門家である皮膚科医に紹介となるのです。
つづく・・・・
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