カテゴリー: ブログ
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低温ヤケドの怖さ
前回のブログに書きましたが、湯たんぽによる低温ヤケドが 完治までに時間がかかり厄介と申しましたが、その経過写真です。 早期からフィブラストスプレーなど外用療法を開始しましたが・・・・ 中心部が黒色壊死(皮膚の細胞が死んでしまう状態)をおこしています。 このような場合、ブロメライン軟膏などを使いながら ...
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11月も終わり
またブログを放置してしまった。 11月も本日で終わり、明日から師走ですね。 で、患者様にお願いがあります。 これは全ての医療機関に共通のことです。 一つ目は・・・ 年末は非常に混み合います。毎年年末に繰り広げられる光景です。 年内最終診療日に初診され、その内容は・・・ 何年も前からの水虫、 ...
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耳垂裂(裂けた耳たぶ)手術後6ヶ月
切開縫合した手術後の傷痕は、形成外科・美容外科のテクニックを 用いても消えることは絶対にありえません。決して魔法ではないので。 しかし、抜糸直後は痛々しい傷も半年~1年待てばかなり目立たなく なります。待つのも大事な治療です。 手術の結果に特に不満やトラブルがなければ、患者様も忙しいので なかなか再診にい...
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皮弁法1
皮膚腫瘍を全摘出すると、その部分は欠損し穴が空きます。 欠損部が小さく皮膚の伸展がよければ、単純縫縮(寄せて縫う)。 大きい場合は植皮術が用いられます。植皮術は他の正常皮膚部分 から採皮するため、カラーマッチングが悪く、パッチワークのように なり、顔面ではあまり望ましくありません。そこで皮弁法です。 皮弁...
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季節遅れの手足口病
手足口病は、文字通り手足口に紅斑(赤み)を伴う 水疱が出来る病気です。小児に多く、夏季に流行します。 昨年、一昨年とかなり流行りましたが、今夏は少かったです。 と、思っていたら初秋の先日忘れた頃に手足口病の成人の患者様が 来院されました。成人の場合、高熱や水疱に疼痛を伴う場合が 多く、解熱鎮痛剤で経過...