月: 2014年9月
-
季節遅れの手足口病
手足口病は、文字通り手足口に紅斑(赤み)を伴う 水疱が出来る病気です。小児に多く、夏季に流行します。 昨年、一昨年とかなり流行りましたが、今夏は少かったです。 と、思っていたら初秋の先日忘れた頃に手足口病の成人の患者様が 来院されました。成人の場合、高熱や水疱に疼痛を伴う場合が 多く、解熱鎮痛剤で経過...
-
ケロイドの治療 その②実際編
前回、ケロイドの治療は大変と書きましたが実際編です。 右胸部に粉瘤(オデキ)を、前医にて切開して処置したとの事です。 手術(全摘)ではなく、切開して膿(ウミ)を圧出しただけなのに 半年くらいしてから徐々に隆起してきてケロイドになってしまいました。 粉瘤本体を超えてケロイドになっています。 胸部はケロ...
-
ケロイドの治療 その①
ケロイドの治療はなかなか大変です。 生来の体質による場合が多いとされています。 見た目の問題だけでなく、疼痛やかゆみに悩まされます。 ケロイドの塊を切除して単純に縫合すれば良さそうですが、 生来の体質なので、その部分が再びケロイドになってしまいます。 従って「触らぬ神に祟りなし」の諺のように、医師は尻込みしが...