アトピー性皮膚炎 注射製剤の使い分け

2026-03-16 09:27:27

アトピー性皮膚炎の治療は、令和になり生物学的製剤(注射)が普及して

革命的に進歩しました。当院でも力を入れており、症例数を積み重ねてきて

主な3種(デュピクセント・イブグリース・ミチーガ)の特徴を踏まえ使い分けております。

 

インターロイキン4、13、31をブロックと専門用語の羅列で解説している医師もいますが、

一般人にはわかりませんよね。わかりやすく解説しましょう。

 

覚える事は二つだけ。皮疹のタイプと、アレルギー採血IgEを覚えてください。

 

☆アトピーの皮疹には、典型的な、一面ゴワゴワ・色素沈着の「面タイプ」

ボコボコとした盛り上がりが多発する「痒疹タイプ」

 

面タイプ

 

痒疹タイプ

 

 

☆IgE 採血のアレルギーの指標(アトピーの患者は高い傾向だが必須条件ではない)

 

デュピクセント・イブグリース・ミチーガの比較一覧表↓クリックで拡大

 

 

 

 

 

①デュピクセントは「面」「痒疹」タイプ両者に効く、最強・オールラウンダー

「じんましん」や喘息にも使われる。

 

②イブグリースは「痒疹」やIgE低値には効果なし、

IgEが高値で典型的な「面」タイプのみに有効 。薬価が一番安く、コスパが良い。

 

③ミチーガは、痒みに即効性があり、注射数時間後から効果を実感。

痒みのスペシャリスト、「面」タイプの皮疹に対する効果はやや劣るものの

ボコボコ「痒疹」や「反応性穿孔性膠原線維症(これもボコボコ)」にも効果あり。

 

長所・短所を習熟した当院にお任せください。

 

文責:虎ノ門皮フ科形成外科 院長 尾山修一

 

 

 

 

 

 

 

 

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