院長ブログ | 港区虎ノ門・新橋・霞ヶ関・神谷町の皮膚科・形成外科なら 虎ノ門皮フ科形成外科

喫煙が発癌原因になる理由は、遺伝子レベルで障害を起こすからです。

それだけではありません。美容の大敵です。

喫煙によって、末梢血管が収縮し血流が悪くなります。

つまり、血の巡りが悪く栄養が行きわたらなくなります。

喫煙によって手足の冷えを自覚する方もいるでしょう。

手術の傷がキレイにくっつくには栄養が必要です。

喫煙によって栄養が届きにくくなり、傷の治りが悪くなり汚い傷になります。

患者様で傷を心配する方がいらっしゃいますが、その方がタバコ臭いと

嫌煙家の私は「まず、禁煙しましょう」とお説教をしてしまいます。

どんなに形成外科医が丁寧に縫合しても、患者様の努力も必要です。

ヤケドも同様です。ヤケドしてしまった当日や翌日に受診した方で、

患者様「痕が残りますか？」 私「まず、禁煙しましょう」と

いつものお説教モードになってしまいます（笑）

もっとも、ヤケドの場合は受傷した深さや、原因（熱湯なのか？薬品なのか？等）

で痕が残るかどうか殆ど決定してしまいますが・・・・

それでも、少しでも改善するには禁煙に越したことはありません。

つづく・・・・