ヒアルロン酸注入による若返り
2013-02-04 08:35:55
当院の特性上、モニターは手術患者様に限定させていただいております。
今回モニターではありませんが、特別に許可をいただいたので症例をお見せします。
年齢的には、フェリスリフトや脂肪注入の手術の良い適応ですが、
「切るのはイヤ!」とのことで、ヒアルロン酸注入のみによる若返りを希望されました。
かなり深いので法令線(鼻唇溝)と頬上部(ミッドフェイス・俗称ドールチーク)の二ヶ所に
ジュビダーム4を合計4本(4cc) 注入しました。
注入前
注入直後
ヒアルロン酸注入だけでもかなり若返りますね。
中顔面に関しては、加齢による下垂、コケに対してヒアルロン酸によるボリュームアップの
効果が出やすい部分です。しかし、lower face と言われる顔面下1/3は
やはり手術に勝るものはありません。
お正月のテレビ番組
2013-01-02 03:35:06
明けましておめでとうございます。
お正月の過ごし方といえば、人様々ですね。
旅行に行く人、正月も仕事の人、自宅でテレビや寝正月の人・・・・
さて、年末年始のテレビ番組は娯楽番組が多くなります。
昨日、元旦の夜フジテレビ系列では「ほこ×たて」の特番をやっておりました。
私はこの「ほこ×たて」は、深夜番組の頃から観ていますが、
現在はゴールデンタイムに出世しました。
ほこ×たての語源は、ほこ=矛 たて=盾 「矛盾」です。
「矛盾」を辞書から引用してくると・・・・
『韓非子』の一篇「難」に基づく故事成語。
「どんな盾も突き通す矛」と「どんな矛も防ぐ盾」を売っていた楚の男が、
客から「その矛でその盾を突いたらどうなるのか」と問われ、返答できなかったという話。
フジテレビのこの番組はこれにちなんで、各分野における最強対決させる番組です。
その中でも名物シリーズ企画が↓
「絶対に穴の開かない金属 VS どんな金属にも穴を開けられるドリル」です
「どんな金属にも穴を開けられるドリル」側が第1戦~第6戦まで、
タンガロイ・アライドマテリアル・古川ロックドリル・オーエスジー・不二越の企業群
迎え撃つ、「絶対に穴の開かない金属」側が日本タングステン。
昨日元旦(第6戦)までの結果は、日本タングステンの5勝1分けとなっています。
番組の最初の頃はバラエティ番組でしたが、次第に
「工具メーカーと金属精製加工メーカーによる企業の意地と英知と名誉を賭けた戦い」
の様相を呈して来ています。
この番組で有名になった日本タングステンの技術者中川内氏が
金属を持参し、相手企業にアウェイで乗り込みまずは名刺交換
そして、ドリルと金属の文字通り火花を散らす死闘。
最後は両者(両社)の健闘をたたえ合い感動のフィナーレ。
スポーツの名勝負にひけをとらない、感動すること請け合いです。
日本タンクステン社はこの番組で入社希望者が倍増したとのこと。
「もの作りニッポン」の象徴するようなこの戦い。
まだまだ日本は捨てたものでないと思います。
子供にも見せたいテレビ番組にもなったとのこと。
某公共放送N○Kでは決して出来ない素晴らしい番組です。
次回の対決が楽しみです。皆さんにもお勧めします。
低温ヤケド
2012-12-27 08:57:26
寒波来襲でめっきり凍てつくような寒さになってきましたね。
ダンボのように大きい私の耳はシモヤケになってしまいましたo(〃^▽^〃)o
さて、毎年のようにこの時期に増えるのがいわゆる低温ヤケドです。
普通のヤケドは、熱湯をこぼしたりして「アチッ」と一瞬ですが、
低温ヤケドは長時間持続的に熱にさらされる状態です。
殆ど二つのパターンに集約されます。
①忘年会などで泥酔して帰宅後、ストーブをつけっぱなしの上、すぐ近くで寝込んでしまう。
②布団の中に湯タンポや電気アンカを入れたまま寝る。
顔が熱いとさすがに目が覚めるので、腹部や下肢に多い傾向にあります。
①は自業自得ですので問題外
②は寝る直前まで湯タンポで布団を温め、
布団に入るときは湯タンポを取り出してから寝るようにすると防げます。
普通のヤケドと違って低温ヤケドの厄介な点は、
初診時は大丈夫だろうと思っていても、一週間後くらいに潰瘍になる可能性があります。
従って、一週間は油断をせずに通院してもらいます。
潰瘍になってしまうと中々厄介です。
潰瘍の面積が広ければ植皮手術をしなければなりません。
小さい潰瘍でしたら、フィブラストスプレー(科研製薬)という優れた外用剤がありますが、
結構なお値段しますし、長期間かかります。
低温ヤケドに注意しましょうね。
眼瞼下垂では損をする
2012-12-17 11:58:40
「目は口ほどに物を言い」という諺があります。
目付きが悪いと、悪い印象を与えてしまいます。
眼瞼下垂ですと損をします。実際は、良い人・優れた人なのにそれが評価されません。
もともと西洋人というアドバンテージがあるにしても、先進国の大統領はカッコイイですよね。
もともと東洋人というハンディを考慮しても、日本の首相の容姿は目も当てられません。
最近、TVを賑わせて私が気になった人を取り上げてみます。
①尼崎連続殺人事件の角田美代子容疑者
見事なまでの眼瞼下垂で悪人顔です↓
昨日は総選挙で自民党が大勝しましたが・・・・
②自民党の石破茂幹事長
見事なまでの細く、小さな目↓人相悪い・・・・
③2席しか獲得できなかった社民党の福島瑞穂代表
TOPがこれでは、社民党に投票しようとする人はいませんよね↓
角田容疑者は本当の悪人ですが、石破茂幹事長や福島瑞穂代表は本当はいい人なのかもしれません。
政治的な思想はここでは差し置いて、石破さんや福島さんは眼瞼下垂の治療をして若返れば、
もっと人気が出ると思います。日本を代表したいなら権力を取りたいのなら容姿も大切です。
韓国の元大統領、故ノ・ムヒョン氏が二重(たるみ取り)の手術後、まだ腫れている状態で
公の場で堂々と演説をしていたことは記憶に新しいです。さすが、整形大国の韓国です。
眼瞼下垂であったり、目付きが悪いといくら内面が素晴らしくても損をしてしまいます。
決して後ろめたいことはありません。勇気を振り絞って手術して見ては?
人生がきっと変わります。
目頭切開の適応(2)
2012-11-30 08:04:03
当院では目頭切開は基本的にZ形成術で行っております。
Z形成術はシンプルですし、傷跡も目立ちにくく、
またデザインの角度を微妙に変えることにより
適度にサジ加減できるのが特徴です。
つまり、ガッツリやるか控えめにするか患者様の希望次第で
自由自在と言うことです。
Z形成術はモウコヒダの突っ張りを解除する意味で
非常に理にかなっており、戻ることはありえません。
症例をお見せします。目頭切開と埋没法を行っております。
この症例はガッツリと目頭切開をしております。
一ヶ月の再診時に目が寄りすぎた感があるとの訴えでしたが、
実際に写真を取り測定してみると、ガッツリしたつもりでも
まだ左右の目の幅と目頭間の距離が1:1:1にはなっておらず
多少離れているのでちょうど品の良い感じと思われ納得されました。
従って、もともと左右の目の距離が近い方以外は、
ガッツリやってしまって問題ないと考えています。
↓の写真を拡大してみて実測してみてください。
術前は、かなり離れていてます↓
術後は洗練され垢抜けて品の良い印象です↓
寄りすぎているようには思えません
またこの患者様は術後一ヶ月ですが、ノーメイクで
術後一ヶ月にしては傷の治りが非常に良いですね。
通常は、一ヶ月の時点ではまだ赤みが残っています。
三ヶ月~半年すると殆どわからなくなります。
この患者様はもちろん非喫煙者です。
いつものセリフですが、傷を綺麗に治したければまずタバコをやめること!