体育教師の脳ミソは筋肉で出来ている
2012-08-30 11:10:36
8月もあと二日で終わりですが、まだまだ残暑が続いています。
昨日のニュースでまたも愚かな事件が報道されていました。
「江東区の中学で60歳の女性教師が炎天下のプールサイドで
女子中学生に30分も正座させて下肢にヤケドを負わせた」
という事件です。あきれるというより怒りを覚えます。
ヤケドもそうですが、熱中症にならなかったのが不思議なくらいです。
毎夏、体育・野球・サッカーなどの屋外スポーツで熱中症で
死者が出てニュースになります。これだけ熱中症の怖さが啓蒙されて
いるのに愚かな行為が繰り返されます。
やはり毎夏、幼児を炎天下の車内に残し、親はパチンコに夢中で
幼児死亡という事件が繰り返されます。
つい、先日は日本テレビZIPに出演していた犬(ジッペイ)が飼い主に
炎天下の車内に放置され死んでしまいました。
どうしてもこうも愚かな行為が繰り返されるのでしょうか?
パチンコ親はもちろん重罪ですが、被害者は自分の子供だけです。
しかし、体育教師の場合は他人の子供を預かっているのです。
より、重罪です。
学習能力のない体育教師は、脳ミソが筋肉で出来ているのでしょう。
もはや高等動物とはいえません。畜生以下です。
しかも、今回は60歳の女性教師です。もはや老害ですね。
学校行事中に起こった事故は一般的には保険で保障されますが、
このような愚かな事件を繰り返さないためには、
責任のある体育教師個人に治療費を賠償させるべきです。
ハムラビ法典ではありませんが、「目には目を、歯には歯を」です。
体育教師に炎天下で水分を補給せずに1時間ランニングと
いう罰もよいでしょう。馬鹿は死ななきゃなおらないのです。
あまりの怒りで過激な発言をしてしまいました・・・・
被害学童の保護者の怒りを代弁してみました。
夏休みの宿題
2012-08-22 10:46:29
夏休みも後半戦に入りました。
小学生の頃、今の時期に慌てて泣きべそをかきながら、
宿題に追われた経験は誰でもあることでしょう。
それと同じで、病院でこの時期に毎年繰り返される光景があります。
夏休みの旅行先や故郷に帰省して、キャンプでヤケド、
海での日焼けしすぎ、山で虫に刺された・・・・で混み合います。
これは仕方ありません。
しかし、かなり以前からの持病やホクロなどの皮膚腫瘍を
この時期に慌てて来院し、すぐに治療・手術して新学期までに
治したいという学生さんが保護者と来院されます。
言いたいことは、もうわかりますよね。
手術予定も当然、埋まっています。
私は心の中で「何でもっと早く来ないの?何をいまさら・・・」
保護者への説明も嫌味っぽくなってしまいます。
学校休みたくないなら、次回の冬休みか春休みに・・・
とお引き取り願います。何事も用意周到でなければなりません。
これと同じ現象が、毎年4月初旬に美容外科で起こります。
三日後に入学式だから、二重の埋没法をしたいと
4月5日前後に初診されます。
大手チェーン店の誇大広告で、埋没法は殆ど腫れない。
などのお手軽・お気楽なイメージで洗脳されてしまっています。
確かに腫れは少ないのですが、もう少し時間に余裕を
持ちたいものです。埋没法なら遅くとも3月末日までに
切開法なら、3月上旬の卒業式が終わったら直ちに・・・・
何事も用意周到に準備する人が勝つのです。
世の中そんな甘くありません。
Z-plasty (Z形成術)
2012-08-06 09:39:40
今回は少し難しいけれど、面白いお話を・・・
形成外科では基本中の基本のZ形成術をお話します。
手術後や外傷後の傷跡は多かれ少なかれ瘢痕と言って、
硬くなり、ヒキツレ(突っ張り)ます。
見た目だけの問題なら放置でもよいのですが、
関節などの可動部位では運動制限が起こります。
そのヒキツレ(突っ張り)を解除するのがZ形成術です。
詳細は検索していただきたいのですが、Z状に切れ込みを入れ、
三角弁(三角状の皮膚)を入れ替えて、
ヒキツレ(突っ張り)のかかる方向(軸)を変えて治す方法です。
最近、わかりやすい面白い症例がありましたので、お見せしましょう。
他院で下眼瞼切開(タルミ取り)をした後、左の目尻が
アヒルの足の水カキ状になり目尻が突っ張って不快とのことでした。
水カキ状の瘢痕が邪魔して突っ張るのです。そこでZ形成術です。
初診時の写真です↓
Z形成術の術前デザインです↓
術後はZの向きが入れ替わります↓
説明用のマーキングを消した術後写真です↓
目尻の水カキが解除されたのがわかりますね。
紙に写真のデザインのようにZ状の切れ込みを入れ、
三角状になった弁を入れ替えて、軸の向きを変えてみて下さい。
力のかかる向きが変わったのがわかると思います。
まるで図工ですよね。形成外科は面白いです。
ジョーカー
2012-07-24 02:32:28
昨日の出来事ですが、診療時間中に受付の子から両替を頼まれました。
患者さんが2千円札を使ったとのこと。私は2千円と引き換えに自分の
財布から千円札を2枚受付の子に渡しました。
当院開院以来、2千円札は初登場です。
ご存知のように2千円札は使えない自販機も多く、極めて不便な
嫌われ者です。西暦2000年に刷られたものですが、
中途半端で使い勝手が悪く、役立たずです。
現在は、滅多にお目にかかりませんが・・・・
まるでジョーカーですよね(笑)今回はウチがジョーカーを引いたので
私が帰宅時にその2千円札ジョーカーをコンビニで使って
ババを掴ませました(^O^)/
プレミアムがついて骨董的価値があるならともかく
中途半端で皆に嫌われているかわいそうな2千円札
日銀が早く全札回収すればいいのにね・・・・
アンチエイジングは難しい事ではない(難しい?)
2012-07-20 08:32:38
ナグモクリニックの南雲吉則先生は、とても50台に見えませんね。
お若く見えます。御自身の体験?からアンチエイジングについて著書を
出版されています。私も本屋で立ち読みをしました。
内容的には科学的に??の部分もありますが・・・・とにかくお若い。
私のアンチエイジングの考え方ですが、簡単です。
①タバコを吸わない(禁煙)
②日焼けしない(UVカット)
③太らない
④正しい食生活
⑤顔のマッサージをしない
①②は散々述べましたが、当然です。③も成人病予防の観点からも
そうですが、いったん太って⇔痩せたりを繰り返すと、皮膚がタルミ
老けてしまいます。とにかく太らないこと!逆説的ですが、いったん
太ったら太りっぱなしの方が皮膚のハリは保たれ若い??
欧米では①③喫煙者と肥満者は自己管理能力がないとみなされ
出世できないと言われています。
私も、喫煙者と肥満者には冷たいです。「シミが気になる・・・」
とでも言おうものなら、まず「タバコやめなさい」「痩せなさい」と・・・
タバコをやめるまで、痩せるまでレーザーなど断ります。
商売っ気がないというか、意地悪なのか・・・・
④も当たり前ですね・・・
⑤意外と思われるかもしれませんが、エステなどでの顔のマッサージは
真皮のコラーゲン線維を断裂させるだけで、リフトアップ効果がない
どころかタルミを助長させます。気分的なオマジナイにすぎません。
それよりも太らない事が大事です。太っていると成人病予備軍も
当然ですが、皮膚科的にも蒸れてアセモもできやすいし、
水虫にもなりやすいし、下肢の循環障害を起こします。
とにかく喫煙・肥満は諸悪の根源です。